総合商社の光と闇

総合商社の光と闇を、実際に働いた経験から、限りなくリアルに紹介します

総合商社と労働時間の話

 

よく総合商社は激務なんですか? 毎日残業ばかりですか? 休みは取りづらいですか?

 

と質問されることが多いので、労働時間について実際どうなのか?書きます。

 

まず、大前提として労働時間はfully depends on 部署、室です。笑

 

ただ一般的に、総合商社は激務ではありません。

 

というか、同期で激務すぎて死にそうなんて奴はみたことないし、そう言ってるやつは大体仕事が好きで、好んで長時間労働時間していることが殆ど。

 

部署毎の特徴を簡単にまとめると、

 

トレーディングはお客に振り回されるので、比較的長時間労働になりがちかもしれない。 特に、食品系、鉄鋼系でお客さんが国内とかだと、接待が多いイメージ。それでも、毎日接待はあり得ない。多くて週1-2回。残業時間は20-60時間。

 

事業投資は若手の間は事業の採算エクセル作り等に時間を費やすことになり、どちらかという直属の上司に振り回される。 めちゃくちゃ細かい人が上司だと、エクセルの体裁まで指摘されて一生終わらないなんてことも。。 まあこれは外銀、外コンも同じですよね。 資料はある種アート化しているので、上司とその辺りの感性が違うと本当にツライ。 残業は20-80時間(プロジェクトが佳境に入るとトレーディングより忙しい)

 

コーポレート系(経理、法務等)は比較的暇。なので、寮イベントとかに精を出す人が多い。寮長の多くはコーポレート系だったりする。 残業は10-40時間。

 

冒頭でも書きましたが、(給料に比べて)総合商社は激務ではないです。

勿論、メーカーさんに比べると忙しいですが、激務と呼べるほどの時間働いてないです。因みに、上記残業時間は、本当に業務としてやっている時間の目安です。

本当にやらなければ死ぬ、明日までに資料作らねばといった外銀、外コン的残業では無く、ぺちゃくちゃお喋りしながらまったりと自分のペースでやっていることが殆どなので、精神的に追い詰められることは無いです。

 

世の中には商社は激務だと書いているもの多いですが、実際には忙しくしていたい人が多い。 それでも最近はかなり残業に厳しくなっていて、遅くまで仕事していると人事から注意されますし、年々ホワイト化しています。

 

まあ、それでも毎日定時に必ず帰りたいというのは無理ですので、そんな方は総合商社向いていないです。 

 

まとめると、総合商社は本当に追われた残業は少なく、自分で労働時間は管理しやすい環境です。 例外は当然ながらありますが。

まあ、 コリドー街にあれだけ商社マンいるんだから、そんなに忙しくないよ。笑