総合商社の光と闇

総合商社の光と闇を、実際に働いた経験から、限りなくリアルに紹介します

総合商社と採用の話

 

OB訪問で聞かれることの90%は、みんな表現は違えど

どうやったら総合商社に入れるんですか?ということ。

 

これについて個人的見解を書きます。

 

総合商社に絶対に入れるスーパーな方法なんて勿論存在しませんが、確率を高めることは間違い無くできます。

 

まず、SPIの点数がとか、TOEICの点数がとかはクソだと思って下さい。 あれば越したことないですが、そんなあほみたいなことに評価基準は置いていません。 なぜなら、勉強できると仕事ができるは似て非なるものだということを面接官もよく知っているからです。そんなことなら英語できる人と東大生だけを取れば効率的ですよね。

ちなみに、学力を重視する度合いでいうと

三菱>住商>伊藤忠=丸紅>三井

だと思います。 人の三井はなるたけ会って話して判断しようというスタンス。

三菱は組織で働ける最低限の学力を求めていますね。

 

どうやったら総合商社に入る確率を高めれるか考える上で、採用側の考えを理解する必要があります。 大体、採用チームは毎年採用人数と採用テーマを決めて採用活動をしています。先ほどの話しでいうと、学力が高い人を取ろうなんてテーマになるわけがないですよね。笑 実際にあったのは、素直な人を(=吸収力のある人)とか、チャレンジ精神旺盛な人をとか超ざっくりしたものです。 で、それを面接官をする社員に共有して、あとは社員の感性に委ねることが殆どです。 テーマなんてほぼ意味を成していないので、結局は社員の感性かと。

 

で、どうやったら可能な限り多くの社員に◯をつけてもらえるかというと、

ずばり'話し方'だと思います。

 

面接を通して、人生、仕事に対する価値観を聞きながら一緒に働きたいかなと面接官は考えるわけですが、考え方、価値観はやっぱり人それぞれです。 全員にぴったりハマるなんてことはまず無理です。 そんな時、俺とは考え方が違う方けど優秀だな、儲けてきそうだなと思わせるのは話し方です。就活本にはハキハキと話すとか、明るく元気な表情でとか書いていますが、あんなの実践すればするほどthe 就活生になって、面接官は鬱陶しくなります。 総合商社で働いている社員は、客先からの理不尽な要求や、意味不明な政府との折衝を幾度となく経験しています。そんな話が通じない相手に重要なのは良くも悪くも話し方だと知っているので、話し方が他人に威圧感を与えないことや、人を引き寄せるトーンで話すこと等を重要視しています。

 

具体的な内容は次回書きます。 ここではざっくり概要を。

就活本、セミナーはうーんという内容が多いので、個人的には無料でこういったブログ検索した方が有益だと思います。

 

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